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薬剤師の未来はどうなる?薬剤師の将来性と生き残るコツ

この記事の最終更新日は2020年05月13日です。
現在は内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

さまざまな職業の中でも平均給与額が高く、将来性のある資格・職業としても一目置かれる薬剤師。しかし今、薬剤師の将来性を危惧する情報が多くなり、不安の声が高まっています。
「薬剤師の仕事はなくなるの?」という心配が起こる理由は何なのか、また、さまざまな変化に対応できる薬剤師になるためにはどうすればいいのか、考察してみましょう。

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薬剤師の未来が危ない?!その理由とは

今の職場で安定した仕事ができているとしても、本当に将来は安定しているかどうかは誰も分かりません。ただ、どう転んでも薬剤師として生きていくためには、予測されるリスクを知り対策を立てていかなければなりません。
薬剤師の将来性が危惧される理由には、次のようなものがあります。

高まり続ける薬剤師免許保持者数

薬学部へ進学し薬剤師になる人口は年々増加しており、厚生労働省の調査(※1)では平成28年末日時点で301,323 人となっています。もしこのまま薬剤師数が増加し続けると、需要に対して供給が多すぎてしまい、薬剤師難民がでるのでは?と危惧されているのです。

現状、薬剤師は圧倒的に女性の割合が高いため、結婚・出産・育児などによる中途退職者も多く、求人数は多い傾向あります。約10年前に行われた薬剤師需給の将来動向に関する検討会(※2)では、需要を供給がはるかに上回る予想が立てられていましたが、現実には薬剤師不足になっているのです。

参照元:
(※1)各種統計調査
(※2)厚生労働省:薬剤師需給の将来動向に関する検討会第3回資料

薬剤師需要エリアの二極化

薬剤師不足が顕著なのは、交通の便が悪く高齢化の進む地方都市に多い傾向がみられます。求人数や収入額も地方の方が高額になることが多いものの、利便性が低くなかなか薬剤師が集まらないのが現状です。

こうした状況が続けば、何かしらの対策を講じることになります。対策がうまくいけば薬剤師が不要となり、薬剤師免許があっても働けない状況になることも予測されています。では一体、その対策とは、どのようなものなのでしょうか。

薬剤師の代替化

現在日本でも議論が重ねられているテクニシャン制度。薬剤師免許を持たず、管理された薬剤を選んだりする補佐的役割を担います。すでにアメリカなどでは、日本の薬剤師数の約4.9倍もの人がテクニシャンとして仕事をしているのです(※)。
もしこの制度が日本に導入されれば、薬剤師はいずれ需要から溢れてしまう可能性も否定できないと予想されています。

また、近年騒がれているAIの導入も薬剤師の仕事を代替するのでは?と危惧されています。計測・分包・カルテ記録など、揃うものが揃えばAIでも薬剤師の仕事ができるのではないかと考える人もいるようです。

参照元:(※)医療施設調査・病院報告の結果の概要|厚生労働省日本と米国との病院における薬剤師数の比較より

薬剤師として将来も働くためのポイント3つ

もしも薬剤師の将来性が厳しいものになると予想するならば、今からできる対策を着々と進める必要があります。薬剤師として将来も働きたいと考えているなら、対応できるポイントを踏まえておく必要があるでしょう。

健康サポート薬局で柔軟な薬剤師になる

加速する高齢化に伴い、厚生労働省では「健康サポート機能(※)」を有する薬局やかかりつけ薬剤師の存在を打ち出しています。

  • 服薬情報の把握と薬学管理や指導
  • 24時間対応、在宅対応
  • かかりつけ医を始めとした医療機関等との連携強化

これらの要件を満たせる薬局数は、まだまだ少ない状態です。今後ますます高齢化が進んでいくと、こうした健康サポート薬局が重宝されると考えられます。現在の職場が一定基準を満たせる薬局なのか、表示を行う意志があるのかも知っておきたいところです。

参照元:(※)健康サポート薬局について |日本薬剤師会

薬剤師に関連した資格やスキルの取得

現在議論が重ねられている薬局の機能区分。通常の薬局機能のほか、地域密着型や高度薬学管理機能薬局などに区分され、薬剤師の役割もどんどん細分化されています。地域密着型などでは、薬剤師がお薬を自宅に訪問して届けるなどのサービスもあります。

こうした状況からも、薬剤師だけではなく介護士やケアマネージャーなど、高齢化に合わせた資格取得やスキルも役立つ時代になることが予測されるでしょう。同じ薬剤師でも、より具体的に活躍できる薬剤師が求められるようになるのです。

専門薬剤師であれば他分野の経験も積む

薬剤師の中でも専門や認定といった薬剤師で満足してしまう人がいますが、今後はもっと業界のプロフェッショナルを目指した方が有利です。例えば「がん薬物療法認定薬剤師」や「小児薬物認定薬剤師」であれば、深く医療現場に踏み込んだ経験ができ、将来も特化した分野で活躍の道が切り開けるでしょう。

薬剤師には将来性がないと言われているけれど…

このように、さまざまな薬剤師の将来性を危惧する問題がありますが、問題を声高にする前にもう少し今できることに目を向けるべきではないでしょうか。

薬局機能全般にAIや自動化はできたとしても、医療の根源でもある命を救うことに不可欠な「ふれあい」や「寄り添い」「思いやり」といった課題をクリアしなければなりません。機械化し機械的な人間が増えていき、慈しみの精神のない医療現場などあってはならないはずです。

薬剤師は医師のパートナーでもあり、医療業界でもやりがいのある仕事です。資格やスキルを身につけておけば、将来性にも柔軟に対応できます。そのためにも、今できることに全力で取り組んでいれば、不安や心配を抱えることなく働けるのではないでしょうか。

薬剤師の未来は動き方次第で変わる

薬剤師の将来性が危ぶまれている今、現職の薬剤師たちがどう考え、動いていくのかが未来を変える鍵になっています。誰かが変えるのではなく、業界全体で変えていこうという意識は、どんな不安や憶測も打ち破ることができるのだと信じてやみません。