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【お悩み】薬剤師が病院に転職をするのは難しいのでしょうか?

この記事の最終更新日は2020年05月11日です。
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薬剤師として調剤薬局やドラッグストアで働いていると、一度は頭をよぎるのが病院薬剤師への転職ではないでしょうか。なんと言っても病院薬剤師は薬剤師の花形! スキルアップできる環境も整っています。

それだけに求人数も少なく、ハードルが高いのが現状です。では実際に、病院薬剤師としての転職はどのくらい難しいのでしょうか。この記事では、薬剤師の皆さんの病院薬剤師に転職するリアル、転職する際に抱きがちな悩みや不安、成功する転職のHOW TOまでお答えします。病院薬剤師への転職を検討している方には必読な情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。

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薬剤師が病院に転職する際のリアル

薬剤師にとって、病院は最先端の医療現場であることから転職を志す方も多いと言います。確実なスキルアップは期待できるかもしれませんが、ただ、病院勤務という性質上、避けて通れないマイナスポイントもさまざまあります。

そのひとつに、仕事のハードさが挙げられます。病院によってさまざまですが、とくに救急を受け入れている病院については休日出勤や夜勤も当たり前のことがあります。勤務日や勤務時間がばらばらの場合、生活のリズムを形成するのがなかなか難しかったりしますよね。

次に、待遇面です。一般的に病院薬剤師は仕事がハードな割に年収の相場が低いことが多いのが現状です。「割に合わない……」と感じて離職する方が多いことにも納得です。

さらには、病院によっては医師>看護師>薬剤師といった序列があることも!

ただし、チーム医療など、病院薬剤師にしかできない働き方、着実なスキルアップが可能なことも事実です。メリット、デメリットを天秤にかけ、よく検討してみてください。

病院薬剤師の種類って?

病院薬剤師の職場にもさまざまなものがあります。施設によって仕事内容や働き方も異なってくるので、今後もしっかり見極めた上で転職を検討するようにしましょう。

急性期病院or慢性期病院?

急性期病院は、緊急の手術や検査、入院が必要な患者さまへの対応がメインとなります。患者さまの年代や症例も多岐にわたり、その分薬剤師として高度なスキルを身につけることができます。ただ、とくにスキルアップをしたい若い薬剤師には人気が高く、勤務時間も不規則なことが多いので、ある程度年齢を重ねた薬剤師には年齢的にも体力的にもキツイかもしれません。

一方、慢性期病院は病態が安定している継続治療の患者さまがほとんど。急性期病院のような専門性は低いですが、時間に追われることは少なく土日休みも可能だったりします。プライベートな時間も大事にしたい! という方にはオススメです。

国公立or民間?

病院の種類は大きく2分されます。ひとつが国公立病院、もうひとつが民間の病院です。

国公立病院で働く場合は公務員扱いとなるため、福利厚生が手厚く昇給があるのが魅力のひとつです。ただし、定期的に転勤があるので転勤は絶対NGという方には向いていません。

民間の病院には大手総合病院から個人病院まで大小さまざまあり、その施設によって待遇にも大きな差があります。単科病院であれば仕事内容も均一的なものになるため、薬剤師としてバリバリ働きたい! という方にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。

【おまけ】病院とクリニックの違い

医療法では、20床以上の入院施設を持つ医療機関を病院、無床または19床以下の入院施設を持つ医療機関をクリニックと定義されています。当然病院の方が薬剤師の数が多く、夜勤や土日出勤も多くなります。クリニックの場合は診療日や診療時間が予め決められているので、診療時間外の勤務はほぼなく、ワークライフバランスもキープしやすくなります。

病院薬剤師になることのメリットとデメリットって?

働く病院にもよりますが、病院薬剤師に共通のメリット・デメリットだってあります。それぞれ見ていきましょう。

病院薬剤師のメリットとは

病院薬剤師のメリットは、調剤薬局やドラッグストアでは身につけることができない知識や経験を身につけられることでしょう。患者さま一人ひとり、オーダーメイドの服薬指導が求められるので、それだけ経験値もアップします。

医師や看護師との連携も必要なため、チーム医療への理解を深めることもできます。何より、転職時に病院薬剤師という肩書きがあるのであればどんな職場でも通用することは間違いありません。

病院薬剤師のデメリットとは

病院薬剤師で良く言われるデメリットが、給与・待遇面が期待できない、ということです。ただし、それはあくまでも噂に過ぎません。「第21回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告」によると、一般病院での薬剤師の平均年収は医療法人&国立病院で600万円弱、公立病院では600万円オーバーとなっています。医師に比べれば年収は低いとは言え、デメリットと呼べるレベルではないと思われます。

給与・待遇面よりももっともキツイのが、勤務時間が長く残業が多い点でしょう。ママ薬剤師であれば、家事や育児との両立はなかなか難しいかもしれません。また、狭い世界の中で連携プレイが求められるため人間関係でストレスを感じてしまうこともあります。

ぶっちゃけ、病院薬剤師になるのは難しい?

結論から言うと、病院薬剤師に転職することは困難なことではありません。ただし、その職場選びが重要になります。働いてみてデメリットだらけの職場であれば、「スキルアップしたい!」「やりがいを見出したい!」なんて意欲も折れてしまいます。

前提として、条件の良い病院薬剤師の中途採用案件はなかなか出てきません。それもそのはず、病院薬剤師は新卒の薬剤師にとっても憧れの職業であるし、一度働き出したら辞める理由が見つからないですから。これは病院薬剤師に「重鎮」並みのおばさんが多いことからも明らかですね。

それでも病院薬剤師にチャレンジしたいというプレ病院薬剤師の皆さんは、間違いのない転職をすることが重要です。

間違いのない病院薬剤師への転職を検討するのなら、薬剤師転職サイトに登録することがいちばんの近道です。気になる年収面や待遇面も専任コンサルタントが掛け合ってくれますし、病院薬剤師勤務のデメリットのひとつである職場環境についても熟知しているので安心して転職活動を進められますよ。

病院薬剤師になることは可能! その際はメリットとデメリットを見極めよう

やりがいとスキルアップを目指して、薬局やドラッグストア薬剤師から病院薬剤師を志す方も多いと思います。確かに病院薬剤師に転職することは可能ですが、人気の職場のため狭き門であり、職場を離れる人も少ないのでそもそも求人自体が少ないのが現状です。

また、病院薬剤師にも職場の種類がさまざまあり、職場選びのミスをしてしまったら誤った転職にもなりかねません。メリットとデメリットは人によりけりなので、転職を検討する前に希望する病院のホームページや口コミなどを確認するようにしておきましょう。もしかしたら今の職場に留まる方が良い、という選択肢だってありえます。

どうしても一歩を踏み出す勇気がない時は、まずは薬剤師専門の転職サイトに登録して様子見&相談をしてみることも有効な手段です。専任のコンサルタントが病院薬剤師に転職する不安を払拭してくれる上、あなたに最適な病院を探し出してくれるかもしれません。